スズキアンナ日報

スズキアンナが日常的にふわっと思ったことを書き連ねただけのどうでもいいようでどうでもよくないブログです。

縁の切れ目について


好きな人の話とか今までほとんど書いたことがなかった気がする。

好きな人って別に一人に限った話ではないし、周りにいて支えてくれて一緒に笑ってくれる人達みんなのことが好きなんだけど、たまにはこういう話もアリなのかなって思って書いてみる。本当にわたしの独断と偏見で徒然なるままに垂れ流すだけなんだけど、よかったら読んでください。

特に、人と関わったり自分と向き合うことが難しい人、全然自分のことが好きになれない人たちに読んで欲しい。

わたしの人生は高校生の時に思いっきり変わったんだけど、ここ2年でも大きく変わったんじゃないかなって思う。そのきっかけはいつも誰かからもらったもので、わたしがここまで生きてこれたのは本当にたくさんの人たちの支えのおかげだったんだと、最近ようやく実感できたんじゃないかなって思う。

 

 

まずは高校生の時の話。

小さい頃からあんまりお友達ができなかったわたしは、中学でも高校でもすっごく浮いてたと思う。あることないこと言われたり、自分のせいで迷惑かけすぎちゃってクラスの人たちみんなから話しかけられなくなったり、人との距離感がずっと掴めなかった。高校入ってすぐの文化祭で大コケしちゃって、その後「発達障害」って言われちゃって、余計誰かと関わるのが苦しくなったり逃げ場を求めてしまったり、なかなか自分と向き合うことができなかった。

自分と向き合いたいと思っても、「わたしなんて最初から生まれてこなければよかった」なんて思う一方で、発達障害の薬を飲みすぎて、壁に頭ガンガンぶつけて、「殺してくれたらいいのに」ってめちゃくちゃ思って、目の下にクマ作って、ほとんど鬱だったんじゃないかと思うし、逆にテンションあげようとしすぎちゃって意味わからないくらい暴走しすぎてしまってかえってドン引きされたり、今振り返っても当時のわたしは精神的に死にかけてたと思う。

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目の下のクマがなかなか取れなくなったのは、薬の副作用とも言われていたり...

 

 でも、そういう時に限って、いいきっかけは訪れるみたい。

 3歳から続けてきた英会話だけど、それがやっといい結果に結びついた。英語のスピーチ大会にチャレンジし続けてきたものの、毎回ことごとく失敗して、なかなか思うようにいかなかったわたしだけど、高校のスピーチ大会で1年生にして優勝しちゃって。それがきっかけで、今度はアメリカに行くことが決まった。大阪府のいろんな高校から同級生の子が集まって一緒にシリコンバレーに行った。本当にそれからわたしの人生が変わったというか...。

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あと10キロ痩せたらこれになる。

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みんな元気かな...???

ちょうど同時期、わたしは誰かの助けが欲しくて、校長室を訪ねた。それがわたしの恩師との出会いでもある。それ以来わたしは校長室にめちゃくちゃ通うようになったんだけど、先生は本当にいろんな人に会わせてくれた。わたしの話をいつも聞いてくれて、「ここがこう違う」「ここはこういう考え方をするといいよ」「だんだん成長してきたね」って声をかけてもらえて、自分と向き合えるようになった。

高校時代、わたしは自分一人で自分と向き合うことができなくて「わたしって実は発達障害で困ってて」っていろんな人に開示してきた。でも、話を聞いてくれた人はみんな「え〜〜〜別に気にならないけどな〜〜確かに変人だけど」って感じで言葉を返してくれて、認めてくれて、支えてくれるようになった。

高校時代、本当に誰よりもたくさんのことにチャレンジして走り続けてきたと思うけど、今振り返ればいつも誰かがそばにいて支えてくれてた。

そして気づけたのは、周りにどうみられているかを気にして、マイナスを減らすようにすることが大事なんじゃなくて、自分のことを受け入れた上で周りに対してどう接して行くかが大事ってことだった。

語り始めたらなかなか止まらないから、この話はまた聞いてくださると嬉しいです。
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ちなみにこれは中学時代のメンバーだけど、今年10年目に突入したみたい。テーマはサカナクションサカナクションに怒られそう。

 

 

そしてここ2年間の話。

大学入学当初...というより大学の最初の1年間は何もしなかった。やりたいことはたくさんあったけれど、周りのみんなは意外とそうでもなくて、なんかそういうのもあって自分が勝手に萎えちゃって目がキラキラするようなことは高校時代より少なかったし、うわべだけの人間関係が増えすぎちゃって全然面白くなかった。

だけど、高校時代の先輩に拾ってもらって、BARとゲストハウスの開業を手伝わせてもらうことになったり、きっかけは少しずつ増えてった。

今のアルバイトも、この6月で2年が経った。普段からたくさんのこと教えてもらえて、可愛がっていただいて、自分と向き合う手助けになっているなあ〜と思う。ここで教えてもらえなかったらわたしはどうなってたんだろうと思うほど。

好きな人たちができたよ、もちろんたくさんではないけれど。好きな人がいるというのは本当に心強い。わたしのことについてたくさん向き合ってくれて、強くなれるようにたくさん手助けしてくれた。ずっと「YES」と「NO」がはっきり言えなくて今よりも意思表示が苦手だったわたしだけど、だんだんそれができるようになって、選ぶという行為が少しずつできるようになったと思う。自分の選択を誰かに委ねるんじゃなくて、自分ごとで考えられるようになってきたのは紛れもなくこの人のおかげなんだと思う。もちろんみなさんのおかげなんだけど。

お花の写真を見るだけでもたくさんのこと思い出しちゃう。お誕生日には歳の数だけバラをくれて、今回なんかはぽろっとこぼしただけの夢も叶えてくれて、あげたお花を飾ってくれたり、紫陽花見に連れ出してくれたり、桜の季節になったら夜桜眺めに連れてってくれたり、わたしがお花好きだから、いつでも連れてってくれて息抜きに付き合ってくれたよな〜と思い出す。

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お花、ほんとに大好きなの!!

家族とか友達とか恋人とか、そういう概念はあっていいと思うけど、肩書きが欲しいわけじゃないから、最近は人との間柄に名前をつけないようにしている。わたしとあなた・あなたとわたし・わたしとわたし、みたいな気持ちのぶつけ合い方をしたいから。

 

 

そして最近は、本腰入れてスナックのママになるための活動をするようになった。「スナックのママになりたい」と口に出すようになって2年近くが経った。

周りの人たちに助けてもらいながらお店を貸してもらってイベントをすることも増えてきたし、毎回駆けつけてくれる友達も少しずつ増えてきた。

みんな、いつもわたしの夢に付き合ってくれてありがとう。

そしてこの8月ですが、普段は関西でやっていた活動を、少しずつ東京でもやろうと思っています。まずは8月末に銀座で開催される「インディーズスナック女子大生」に、イス嬢としてコラボします。

この #イスjD は最近ツイッター界隈でじわじわ人気になってきている間借りのスナックみたいな空間で、女子大生が銀座の夜にふわっと現れる感じになっているそうで...。今回初参戦なんだけど、その日はインディーズスナック女子大生の2周年イベントらしく、ちょっとワクワク気味。

これを機に、東京にも活動範囲を広げたいかなと思っています。もちろんわたしのホームタウンが大阪であることに変わりはないので、大阪でもやり続けます。興味ある人には一瞬でもいいから来て欲しい。

 

あれもこれもどれも出来たのは、全部、周りにいてくれる人たちのおかげで、誰か一人でもいなかったら起こり得なかったことの連続で、だから今になって、今更かもしれないけどその幸せを顎外れるくらい噛み締めているというか。もう本当にありがとう。

 

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最近は雨で写真撮ったり...

 

時代が進んで、人のコミュニケーションが発達して、人と人が繋がりやすくなった今、「別れ」とか「縁を切る」っていうのがそう簡単じゃなくなったように思う。多分、死んでも切れない縁がたくさんあると思うし、そういうの信じてる部分もある。

どれだけ技術が進化して人工知能が台頭しようが、それでも人の本質は変わらないし、人に一番近いのは相変わらず人だと思う。

どこまでいっても人に帰結するんだから、わたしはずっと、人と関われる場所で働いたり、そういう機会をたくさん作りたい。

今だからこそ余計に、O2O (=Online to Offline)の概念を大事にしたい。

 

そう信じて、わたしはわたしのやりたいことをして、誰かと一緒になって笑って、感謝を忘れずに進んでいきたい。

 

 

長く書きすぎた〜〜〜〜〜(反省の意)